私のちオレときどき僕

年収400万の家づくりノート、子育て、想うことなど。日々を綴ります。

散文

巻きこみ。巻きこまれ。

僕は、割と自分でなんとかしようと抱え込んでしまいがちである。プライドが高いとか自己評価が高すぎるとかいうよりは、単に小心者なのである。こんなこと聞いたら「それぐらい自分で調べろよ」って思われないかな、とか。こんなこと頼んだら「図々しいやつ…

悲しみはいつもひとりぼっち。

人にはそれぞれの悲しみがあって。突き詰めていけば、それは他の誰とも分かり合えないもの。置かれている環境がみんな違うから。全く同じ境遇の人なんてどこにも居ないんだ。だから僕は何も言えなくて。ただぼんやりと曖昧な表情をしたまま。君がまた立ち上…

東北美人・佐々木希は突然かわいくなった? 言葉の定義について

数ヶ月前のこと。東北地方在住の友人と飲む機会があった。話の流れで 「東北には美人が多いと言われるが本当か?」という話題になり、友人は悩んだ末にこんなことを言った。 「芸能人で言うと…あのごなぁ…名前なんだっけなぁ…いきなりめんこい」 「?」 「あ…

「これがつけ麺…随分と淡白な...素材の味を楽しむものか」→「お客様、申し訳ありません!タレを入れ忘れました!」

私の友人、ツヨシ君(ちょっと天然)の話。 数年前の、ある休日の昼下がり。 何を食べようかなぁと一人で街をぶらぶらしていたツヨシ君。 駅中にあるラーメン通りへやってきた。 どのお店もなかなか繁盛している。 きっと美味しい店ばかりに違いない、とワク…

はらぺこブログむし

ある月夜の晩。Webのかたすみにちいさなたまご。ぐーぐる先生がみていました。あくる朝。あたたかい日曜日。たまごからブログむしがぽん、とうまれました。うまれたばかりのブログむしはおなかがぺこぺこ。ぴーぶいにうえたブログむしは、ひたすら自分のさい…

夢の中へ 〜膝と黒ストッキングと私〜

電車乗るじゃないですか。たまたま空いてるじゃないですか。座るじゃないですか。混んで来るじゃないですか。座ってる自分の右足と左足の間のスペースに人が半身くらい入ってくることあるじゃないですか。それが若い女子の時もあるじゃないですか。膝と膝が…

耳無しと首無しの会話

昨日は秋晴れの下で運動会だった。 夜、後片付けをしているときに妻の耳あたりが気になった。 「あれ、耳だけ赤いよ?」 「耳には日焼け止めを塗ってなかったからね」 「今日の夜は気をつけろよ。さもなくば明日の朝には耳が…」 「芳一かっ。そういうパパは…

私を苦しめる、何気ない一言。

A, B, Cの三人組。金曜の夜、車で移動していた。お腹が空いたから軽くコンビニかドライブスルーでも寄るか?って話をしてた。A「車の中、汚しちゃうけど良い?」B「良いよー」C「もっとセクシーに」B「汚して良いよ…」B「ドライブスルーにする?店内にする?…

病気のヒエラルキー

職場の話。悪いことというのは何故か重なるもので。今週は体調不良者が続出。一人目は、腰痛。「すみません…動けません…」「お大事に」二人目は、肺炎。「点滴打って…倒れてます…」「おぉ…お大事にー」三人目は、痔。「痛くて座れないんです…トイレもツラい…

はてブこわい

はてブこわい。冷たいコメントがこわい。情け容赦無く斬り込んでくる。暖かいコメントがこわい。はいはい僕ちゃんよく書けまちたねーって生暖かい目で見られてるみたい。無言がこわい。肯定なのか否定なのかわからない。実は晒されてるんじゃないかと震える…

おやすみなさい

高熱で寝込んだ、翌々日。お薬を飲んで、ぐっすり眠った君は。平熱に戻ってすっかり良くなっていたね。夕方。夕食の後片付けをしている時に。ポカリスエットを飲む僕の姿を見つけた君は。自分も飲みたい、ってダダをこねはじめたんだ。もう歯磨きをする時間…

指先

僕は一生忘れないだろう。君が39.9度の高熱に浮かされた時。いつもいたずらばかりしている、その手。震える指先で僕の手を弱々しく握ったことを。いつもワガママばかり言っている、その口。消えそうな声で「パパ」と一言だけつぶやいたことを。僕は日々にか…

積み上がったタスクは山登りのよう

積み上がったタスク。どこから手をつけて良いやら、途方に暮れる。急がなくてはいけないのに思考回路が停止してしまって、何も出来なくなってしまう。そんな時は紙とペンを取り出す。抱えているものを全部、ぜーんぶ書き出してみる。パソコンやスマホよりも…

教えて、あなただけのストーリー 〜だから私はブログが好き〜

今日は楽しかった?つまんなかった?笑った?泣いた?何を読んだ?何を聴いた?よく食べた?よく眠れた?政治でも。哲学でも。旅行でも。日常でも。流行でも。伝統でも。みんなが思ってること。心の中をそっと覗けるみたい。楽しい。もっと見たい。何を書い…