私のちオレときどき僕

年収400万の家づくりノート、子育て、想うことなど。日々を綴ります。

ロボニャンは電気ネズミの夢を見るか?〜妖怪ウォッチがポケモンを超える日〜

妖怪ウォッチ人気が止まらない。
「妖怪ウォッチって何?」という方は一度以下のブログを参照して頂きたい。


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(お菓子のおまけでゲットしたジバニャンとロボニャンのカード)

ここ15年程の間、子供達の人気を独占し続けてきたポケモン。2014年の年明けあたりから急成長した妖怪ウォッチがその座を虎視眈々と狙っている。

妖怪ウォッチのメインとなるターゲット層は小学校低学年〜。ポケモンより若干低めかもしれないがほぼ同じで、本来ポケモン層となるべきちびっ子達を取り込もうとしている。

ポケモンと言えばアニメで「ポケモン言えるかな?」の歌やポケモンフラッシュ等で90年代の話題をかっさらったが、元々はゲームが最初。一説にはポケモンのおかげで初代ゲームボーイの寿命が数年伸びたと言われているが、これは大げさでもないだろう。当時私もわざわざポケモン用に通信ケーブルを買ったものだ。

人気の秘密は?

気になるのは「結局何でそんなに人気なのか?」という点だが、個人的には

親世代の取り込みがうまいところ

がキモだと思っている。

例えばロボニャンが「アイルビーバック」と言いながら地面に消えていったり、ジバニャンが胸に傷をつけて「お前はもう…止まっているにゃ」と百烈肉球を繰り出すシーンは完全に一緒に見ている親世代を狙った大人向けのパロディだ。
最近ではエンディングテーマが変わり、ブリ隊長なるエクササイズの先生が「ワンモアセッツ!」と叫ぶものになった。5〜6年前に流行ったアレである。

上記は直接的だが間接的には妖怪とのバトルのマイルドさもポイント。バトルをして妖怪メダルを手に入れるのだが、マンガチックな蹴る殴るの表現はあるものの基本的に頭を使って問題を解決して妖怪と友達になる、という流れ。ゲームやアニメでもバイオレンスな表現が多い昨今、親が安心して子供に見せられるという要素も大きいのではないか。

ポケモンを超える日は来るか?

気になるポケモン超えだが、オモチャ等グッズの勢いでは瞬間風速的には既に超えてしまっている。妖怪ウォッチとメダルは売り出せば即日完売。8月発売予定の新型の妖怪ウォッチ・零式はどの店も予約でパンパン。年末には映画が控えている。
この破竹の快進撃の果てには親御さんからこのような悲鳴?も…。


ただ、現時点ではあくまで同じ土俵にあがっただけに過ぎない。大横綱たるポケモンを超えるには本分であるゲームで勝たねばならないのだ。

そして本日、2014年7月10日。
妖怪ウォッチ2が発売された。この作品の出来によって妖怪ウォッチの真価が問われるだろう。
本作の動向によっては一気にポケモンを抜き去ってしまうかもしれない。

アイビーバック…!