私のちオレときどき僕

年収400万の家づくりノート、子育て、想うことなど。日々を綴ります。

隠れスパムをデトックスで洗い流す 〜はてなブックマーク新着入りでアクセス数が急増して考えたこと〜

ククク…
はじめてやったが…
思ったより気持ちがいいな…!
セルクマってのは…!
ましてそれがはてブ新着…
ホッテントリに入ったのなら…!
別格っ…!
最高だっ…!!

ブログ黙示録はる 完。


って終わっちゃダメじゃん。
先日の銀行振込でグダグダしちゃいましたエントリーが2ブクマ頂けたので3ブクマ目をセルクマ(自分でブクマ)してみました。はてブ新着エントリーの片隅にひっそりと掲載されたのを確認。それが就寝前の深夜2時頃のことでした。

(該当のエントリー)

翌日の朝。
眠たい目をこすりながらスマホでブログを確認すると、明らかにいつもと違う数字を叩き出しつつなおも回転し続けるアクセスカウンターが視界に飛び込んで来ました。
このブログの場合、記事をアップするのは大抵昼か夜なので朝のアクセス数なんて1桁台なんてこともザラです。
それが既に3桁に達している…だと…!?
しかもGoogleアナリティクスでリアルタイム解析をみると同時に10人とかアクセスしてる。なんじゃごりゃあ!
結局その勢いは夕方まで衰えず初の500アクセスを突破したのでした。はてブ砲すげーです。マジパねーす。
新着に入るだけでこんな状況ですから、ホッテントリとか入ったら一体どうなっちゃうんでしょうかね。モテキみたいなわっしょいわっしょい状態?

ただ、これで最近気になっていたこととビビビビっとつながりました。
それは、
隠れスパム(誰がどう考えても中身の無いコピペ記事・提灯記事)が何故かホッテントリに頻繁に入ってる問題。
はてブの破壊力を利用してアクセス数を荒稼ぎし、広告を読ませることだけが目的の記事。内容なんて適当な使い回しのコピペで良いのです。あとはクリックされそうなタイトルをつけてブクマされるのを待つ。もしかしたら複数人で連携して合法的にセルクマしてるかもしれませんね。

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(当ブログのアクセス数。はてブ新着砲を受けた8/8だけ突出しています)


それって何か問題なの?
このような手法は炎上商法と同じで短期的にはアクセス数(広告収入)が稼げるでしょうが中長期的にはよろしくありません。
「そんなの自分にはカンケーないし。何が問題なの?別にどうでも良くね?」
というご意見もあるかとは思いますが、こういうことが繰り返されていくと最悪の場合は

  1. はてブの価値が下がる
  2. はてなのサービス全体の価値が下がる
  3. 出資者が離れていく
  4. はてなの存続が難しくなる

はてな崩壊のシナリオが待ち受けています。上記は極端な例ですから現実的にそうなるかと言うと可能性は低いです。一口に出資者と言っても広告主から個人ユーザーまで居るわけですし、全員が「いっせーのせ」でそっぽを向くというのは考え難いところです。とは言え、隠れスパム記事が増えればはてブの価値が下がっていくことは間違いありません。はてブのサイトには以下のように明記されています。

はてなブックマークは、オンラインにブックマークを保存・公開することで新しい体験ができる、ソーシャルブックマークです。はてなブックマークを利用すると、インターネットの情報をより深く理解でき、良質なページをより少ない時間で見つけられます。ブックマークすることで、知らないだれかと価値を共有するのは、すばらしいことです!
隠れスパムは「良質なページをより少ない時間でみつける」はてブの存在意義を根幹から揺るがしかねない問題なのです。


分かったけどじゃあどうしたら良いの?
裏を返せばそれだけはてブは価値のあるサービスだと世の中から認められています。その価値を低下させず向上させるにはどうしたら良いのでしょう?隠れスパムを根本的に除去する作業は運営さんに頑張ってもらうしかありません。では我々個人ユーザーが出来ることはないのでしょうか?いえあります。「良質なページ」を積極的にブクマすることです。

「え?そんなことで良いの?」
と思われるかもしれませんが、良いんです。我々個人ユーザーではノイズの根本原因たる隠れスパム記事を除去することはできません。その代わり別の方向から攻めます。良質なページで隠れスパムをどんどん流して埋れさせてノイズの影響を受けにくくするのです。つまりノイズの絶対量は減らせませんが、相対的に減らすことは出来るのです。自浄作用…デトックスとでも言いましょうか。「良質なページ」を増やすためには我々ユーザーの眼力の真価が問われるところですね。


余談
今回のはてブ砲を受けてもブログのスターや購読者は増えませんでした。勿論、記事の内容がイマイチだと言う説もありますがf^_^;) アクセスの何割かはツール系で自動的に読み込みに来てるだけじゃ無いかなァ、という気もします。アクセス数=記事を読んでくれた人の数と思わないほうが良いかもしれません。


以上。はてブ新着砲を受けて考えたことでした。