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私のちオレときどき僕

年収400万の家づくりノート、子育て、想うことなど。日々を綴ります。

「これがつけ麺…随分と淡白な...素材の味を楽しむものか」→「お客様、申し訳ありません!タレを入れ忘れました!」

私の友人、ツヨシ君(ちょっと天然)の話。

 

数年前の、ある休日の昼下がり。

 

何を食べようかなぁと一人で街をぶらぶらしていたツヨシ君。

 

駅中にあるラーメン通りへやってきた。

 

どのお店もなかなか繁盛している。

 

きっと美味しい店ばかりに違いない、とワクワクしながら進む。

 

ひとつのお店が目に留まった。

 

 「元祖つけ麺 xxx屋 ニューオープン!」

 

当時はつけ麺が流行り始めたばかりの頃で、ツヨシ君はまだ食べた事がなかった。

 

 「へぇ、つけ麺か。よし、ここにしよう」

 

意を決してのれんをくぐり、カウンターに腰掛けた。

 

注文から待つ事10分程。

 

待望のつけ麺がやってきた。

 

乳白色の太めの麺に、透明なスープ。

 

 「おお、これがつけ麺!では早速...」

 

空きっ腹に勢いよくすすり混む。

 

ズルズルズル...ズ...ゴフッ!

 

 「ゲホッゲホッ(ええ〜!?な、なんだこれは...全然味がしないぞ...)」

 

さりげなく周囲を見渡したが、他のお客さんは皆うまそうに麺をすすっている。

 

 「(そうかぁ。つけ麺っていうのはこうやって素材の味を楽しむものなんだな、きっと)」

 

冷静になるために、一旦水を口に含む。

 

 「(この水とこのスープであまり味が変わらんレベルだな...。うーん、あんまり自分好みじゃないけど、せっかく頼んだのだしもったいないから食べよう)」

 

と自分を奮い立たせ頑張って半分くらい食した頃。

 

店員が血相を変えてやって来た。

 

 「お客様!申し訳ありません!」

 

 「えっ?」

 

 「お客様にお出しするスープを間違えておりました!」

 

 「えっえっ?」

 

 「タレを入れ忘れておりまして...大変申し訳ありませんでした!こちらでお召し上がりください」

 

 「はぁ(ぽかーん)」

 

店員が去った後に残されたのは。

 

乳白色の太めの麺に、魚介系の茶褐色のスープ。

 

キツネにつままれたような気持ちで改めてつけ麺を食べ直すツヨシ君。

 

ズルズルズル...ズッ...ゴフッ!

 

 「げほっ!これ、濃っ!!」

 

 

 

 

ツヨシ君、 後日語りて曰く

 

 「だって、食べたことないんだからしょうがないじゃん!そういうものだと思うじゃん!」

 

それにしても限度はあると思うけれどw

 

何とも災難な、ツヨシ君のつけ麺記念日でありました。

 

 

(ちゃんちゃん)