私のちオレときどき僕

年収400万の家づくりノート、子育て、想うことなど。日々を綴ります。

あてもなく ゆくあてもなく 日々はただあるだけだろう (by Polaris)

あてもなく
ゆくあてもなく
日々はただあるだけだろう

(季節/Polaris)

Polarisの1stアルバム「Home」、ミニアルバム「Tide」より。

最近、色々なことがあって色々と考えざるを得ない状況なのだけれど。そんな時にこの歌詞がすうっと耳から入ってきてそのまま胸にすとんと刺さって。あぁその通りだな、と思った。

日々はただあるだけだ。

そこに何も意味などないし、またいくらだって意味はある。

自分という存在などお構いなく季節は巡り新しい物語を奏でていく。

 

と。ポエム的な自分語りはこのへんにしておいて、Polarisって誰よ?という方も居ると思うのでご紹介。 

 


Polaris - 季節 - YouTube

 

オオヤユウスケ(Vo&Gu)、柏原譲(Ba)、坂田学(Dr)の3人で結成されたトリオバンド(本当は2人で結成して坂田が数ヶ月後に加入だけど細かいことは気にするな)。ジャンルはダブポップなどと言われているけれどオンリーワンな感じなのでわざわざカテゴライズするのも無粋というか、ね。勿論、大きな流れで言えばフィッシュマンズの系譜なのだけれどまたちょっとテイストが違うんですよね。フィッシュマンズ?知らネって人は...ええとここでは到底書ききれないのでまたそのうち別でエントリ書きます。

話をPolarisに戻します。フィッシュマンズが色々あって一旦活動を停止した後、Polarisはそのバンド名が示す通り、夜空に輝く北極星のように静かにでも確かな存在感を持って現れました。冒頭に紹介した「季節」と双璧をなす初期の超名曲「光と影」。

 


Polaris / 光と影 - YouTube

 

この頃のPolarisはクラムボンの原田郁子をゲストに迎えてライブツアーを回ったり、オオヤ&坂田コンビでハナレグミのバックバンドとして参加したりと精力的に活動し、背筋ぞわぞわ&鳥肌ぶつぶつ&目頭ジーン、みたいな幸福感溢れるアクトを何度も繰り広げてくれました。その集大成とも言える日比谷野音のライブDVDはマジで泣けます。茂木キンちゃんが出てきたらあかんでしょ!そら泣くでしょ!トリプルドラムとかありえへんでしょ!(ネタバレ)

そんなPolarisも2005年に坂田学が脱退してから輝きを失い実質活動休止...になっていたのですが2012年に「光る音」をひっさげてまさかの活動再開!

 


光る音 almost full ver. / Polaris - YouTube

 

低音番長によるベースフレーズに浮遊感漂うボーカルが乗っかって相変わらずのPolaris節が炸裂。またライブで観て幸せな時間にひたりたいなぁと思えるバンドです。野外でしゃぼん玉がふわふわ揺れる中で、なんて最高&最強ですよね。朝霧で初めて観た時はイントロだけでぞわぞわビリビリーっときてしまって一発でもって行かれたなぁ。

 

CDなら1stの「Home」がずっとふわふわ聴いていられる感じでオススメです。2ndの「Family」も超絶かっこいい「瞬間」や郁子コーラスの「深呼吸」が入ってて好きなんですけど、個人的にはアルバムを通して聴いてると途中でちょっとダレてしまう感。 

で、最後にその1stと2ndの良いとこどりベスト的な日比谷野音DVDのアフィリンク貼っておきますけど、Special Edition?なんだこれは!おまけCDがついてるの?自分が買った時はそんなの無かったのに!(ぷんすか)や、マジでオススメなので動画を観て気になった方は是非是非。