単に「好きか嫌いか」の話を善悪にすり替えるのはいい加減やめましょう
「ある日の真実が永遠の真実ではない」
(エルネスト・チェ・ゲバラ)
単に「好きか嫌いか?」というだけの話を正しい/正しくない、と善悪にすり替えてる人が多すぎる。しかもたちの悪いことに無意識のうちに。
例えば「これは良い文章だ!」とか「これは良い音楽だ!」って言われてもあなたにとって心地良かったり都合が良かったりするだけで、良いも悪いもないでしょ、っていう。皆さん(それなりに日本語が操れる程度には)大人なんだから単に自分の嗜好の話であれば「これは好き」「これは嫌い」と言いましょうよ。
あと、21世紀現在では一般的に正しいと認識されていることも、20世紀以前や22世紀以降では正しくないとされる可能性も十分にありますからね。冒頭で引用したチェゲバラの言葉をもうひとつ借りれば後進国や途上国って表現自体が歪んでいるわけですし。
冬眠中の自分があれこれ言う筋合いではないのかもしれないけれど、ポリティカルコレクトネスだのジェンダだの最近の流れが気になったので少しだけ書いてみました。
(この程度うだうだ言うぐらいには回復してきているのだな、と思って頂ければ。)
それではまた。