私のちオレときどき僕

年収400万の家づくりノート、子育て、想うことなど。日々を綴ります。

指先

僕は一生忘れないだろう。

君が39.9度の高熱に浮かされた時。

いつもいたずらばかりしている、その手。

震える指先で僕の手を弱々しく握ったことを。

いつもワガママばかり言っている、その口。

消えそうな声で「パパ」と一言だけつぶやいたことを。

僕は日々にかまけて時々忘れてしまいそうになる。

君が、君たちのことが大好きだってこと。

だから忘れないように。

こうやって書いておこうと思うんだ。

いつか君たちが読むこともあるかもしれないね。

その時は。

なにバカなことを書いてるんだ、って。

笑いながら読んで欲しいんだ。

それじゃまた。

いつかのその日まで。