ユーザの利便性を無視して利益を追求するブログはエ□動画サイトと変わらないよね
タイトルで言い尽くした感がありますが。
続けます。
ブロガーたるもの、自分の記事に対して見返りが欲しいなぁって思う気持ちは分かります。私も欲しいです。
ただ、私が知る中にはエ□サイトの騙しリンク一歩手前になってるようなブログもあります。
「クリック率がー」
「レイアウトがー」
「新しい広告がー」
とひたすら自己の成果を追求するのも良いですが、ユーザビリティを完全に無視したスタイルはどうなのかな?
そのやり方自体は個人の自由なので否定しませんが、
「○○○したらクリック率が上がりました!(ドヤァ) そらバズれバズれブクマしろ!」
とさも正解かのように公言するのはどうなのかな?
三ヶ月、半年、一年…とロングテールで見た場合にも正解なのですかね、それ?
netcraft氏が嫌儲について以下のエントリで述べていました。
内容全てに共感するわけではないのですが「アンバランスだ」っていう部分に関しては完全同意です。はてなは誰かが声をあげると「そうだそうだー」って流されやすいイメージ。そのあたりはリアルに村っぽいですけれど、バランサーが居ない、もしくは居てもその声が大衆の声にかき消されてしまう状況はいただけない。
短絡的なブログばかり増えると、ブログメディアそのものに対する評価が下がって、最悪は広告主がそっぽを向いたりしちゃうんじゃないかなぁ。考え過ぎですかね?
ある意味全方位拡散メガ粒子手斧な気がしますが、当たり前のことを当たり前のように言う人がほとんど見当たらないので書いてみました。
まぁ有識者の方々からしたら
「何を今更言ってんの。個人ブログなんてそんなもんでしょ。寝言は寝てから言いなさい、坊や」
って話なのかもしれないですけど。
若者のSNS疲れ&離れ。所詮はツールなんだから適当に使っとけって話
あのね。
基本的に真面目な人ほどSNSに向いていないと思うのね。SNSで友達100人居るとするじゃん?
そうするとね、3日に1回は
「お誕生日おめでとう!
素敵な一年になりますように!
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆ 」
とかメッセージ送らないといけないわけ。忙しくて忘れようにもさ、ご丁寧なことにサービス運営からメールで
「もうすぐxxxさんのお誕生日です!お祝いのメッセージを送りましょう♪」
とか通知が来るわけ。
さらに
「今日はxxxさんのお誕生日です!もうお祝いのメッセージは送りましたか?」
とかうっかり防止の通知までくるわけ。
さらにさらに。
お祝いメッセージは可視化されてて誰がどんなコメントを送ったかまで分かっちゃう。
もうこりゃ真面目な人は
「あぁこの人にお祝いコメントしなきゃ。あぁあの人からコメント来てるからリプライしないと」
みたいになるしかないよね。
モーレツ社長バリに大忙しでてんてこまいですよ。
リアルだけじゃなくてネットでまで愛想笑い振りまいてたら、そりゃあ疲れるよねって話。
オレみたいに適当な人間になれば
「余計なお世話じゃボケ!(おこ」
「祝いたい相手くらい自分で決めるわ!」
「つーか、軽く顔見知りになった程度の相手にわざわざ送るコメントなんかねーし!」
って流せるんだけどね。
真面目な人はそうもいかないらしい。
個人向けのSNS代行サービスとかもそのうち出てくるかもね。今もあるのかな?
まあ何にせよ、所詮はツールなんだからさ。
適当に使っとけばいいんすよ。
使われてどうすんのって話。
あ、そうそう。
こんな適当なオレだけど最後に一個だけアドバイスがあるんだ。
SNSに疲れてもアカウントは消さずに残しておいたほうがいいよ。
放置プレイで良いから。
そうするとね。
ある日突然、本当に会いたい友達から、ひょっこり友達申請が来るかもしれないよ?
ここまでボロクソ言っておいて今更アレなんだけどね。
実はオレ、SNSのおかげで完全に音信不通になってた学生時代の連れに14〜15年ぶりくらいに再会したことがあるんだ。
それを考えると、SNSっていうのも悪いことばっかじゃないなって。
使い方次第だなって、思うわけですよ。
機会があったら、その話をもう少ししっかり書くよ。
皆がSNSも悪くないなって思えるようにさ。
そんじゃま今日はこのへんで。
アバヨ。
良い夢見ろよ。
ネットの醍醐味。チラシの裏が読めること。
個人のブログやTwitterなど、各種SNSで発信している情報に対して
「日常系()」
「ポエムwww うわ信者わいて来たwww」
「自分語りキモ。イラネ ( ゚Д゚)」
「チラシの裏にでも書いてろwww」
なんて茶々が入ることがある。
でもね。
ドラマでも映画でもないリアルな赤の他人の日常のスナップショットが見れるって、実は凄いことだよね。
新聞、雑誌、専門誌、メーリングリスト等々…役に立つ情報はいくばくかのお金を払えば手に入る。でも個人のちょっとした伝記やリアルタイム進行のストーリーなんて、ネットが普及するまではそうそう簡単に知ることは出来なかった。
バックパッカーとして海外放浪に行ったり。
近所で子猫が産まれて貰い手を探してたり。
子育てに日夜奮闘してたり。
一生懸命勉強してたり。
ハードに働いてたり。
ちょっと仕事をお休みしてたり。
そんな、なんでもない、みんなの日常が見えるようになって。じきに、そのなんでもないものの集合体がこの世界の姿そのものなんだなって気付いた。街の灯りを、高層ビルとか山の上からぼーっと眺めるような感覚かな。
そんな何の役にも立たない情報は要らないよって言われるかもしれないけど。そういった日常系の情報でも一定期間集計して俯瞰してみると、何か面白い発見がありそうだよね。なんていうかさ、もう少しゆったりと大きな流れでみると…ビッグデータって流行り言葉あんまり好きじゃないんだけどね。
ひとつ言えるのは、みんなさ即時性を…特効薬を求め過ぎなんじゃないかな。
「今すぐ役に立つ情報だけ欲しいんだ!」
って。そりゃ誰だってそうだよ。だからキュレーションサイトなんて使い回しの二番煎じ三番煎じが流行るんだよね。でもそんな簡単に正解にはたどり着けないよ。たどり着いたつもりが実はまだ底が深かったりとか、そもそも最初の方向性からしてちょっと間違ってた、なんてよくある話じゃない。
なので、ネットに向かう時は一分一秒を争う殺伐とした雰囲気を楽しむのも良いけれど、たまにはのんびりぷかぷか浮き輪に乗っかるようにネットサーフィンしてみるのも良いんじゃないかな、と。提案してみますよ。
それでは、良い夢を。