私のちオレときどき僕

年収400万の家づくりノート、子育て、想うことなど。日々を綴ります。

刻め、自らの言葉。

ッアーイ!
ハルマニアです。

すいません、朝昼晩夜中と栄養ドリンクをがぶがぶ飲んでたらテンションがおかしいです。はるでございます。

先日のツイキャス反省会エントリで、所詮カラオケの延長なので〜のようなことを書きました。
ちょっと誤解を招く表現だったので補足しておきますと別にカラオケでも良いんです。
ただ、言葉・メロディ・リズムをそのまま真似てコピーするだけではいつまで経ってもそれは先人の残したモノの受け売りであって自らの血肉にならないよね、ってことです。
音楽に限らず文章でも各々よく使う言い回しとかあると思うんですけど、

「ちょっと小粋なフレーズを覚えたから使ってみたいぞ」

みたいな状態だとまだ自分のものになりきってないんですよね。
例えば…英語覚えたての中高生くらいがSee youをシーユーじゃなくてシーヤって発音してみたぜ!ドヤァみたいな。
このままだと言葉の上っ面をはじいただけような感じでどうにも収まりが悪い。
繰り返し使って馴染ませていって意識しなくてもポンと出てくるようになって初めて本当の自分の言葉として定着したと言えるわけでね。

まぁそんなわけで、自らの言葉・メロディ・リズムを刻んで空気を震わせて共鳴させていきたいなぁと思う所存であります。

それじゃ、おやすみ。

ツイキャスライブ反省会

どもどもです。

ここ1〜2ヶ月程、ツイキャスでボソボソ喋りながらギターの弾き語り練習風景を晒す、ということをやっていました。

生でネット配信することでサボりがちな自分に強制的に鍛錬を促していたのですが、先週は鍛錬のフェーズから一歩進み、初めて曲をメインにすえてライブ形式でやってみました。
お題はフジファブリックのカバー。
その数、5曲。
休日の夜くらいしか練習時間がとれないので、我ながらなかなか無謀な挑戦。
ノーミスは無理ゲーとハナから分かりきっていたのでとりあえず途中で停止したり破綻しないようにだけ気をつけて完奏しました。
終わったらいつも以上に汗だくでぼたぼたたれる。
そして同時に無茶苦茶ほっとして解放感にひたっている自分に気づきました。
思った以上に緊張していたらしい。
そんなに緊張するならやらなきゃ良いのにね、というのは言わない方向でお願いします。

自己評価としては、今は所詮カラオケの延長線上に過ぎないと思っていて。
やはりまだ早過ぎるチャレンジだったことは否めないのです。
ただハードルを上げることで練習にも熱が入るし、自分の現在地がどのあたりかも確認出来たので、トータルではプラスのほうが多かったかな、と思っています。というか自分個人としてはマイナスという要素は無くて、逆に聴いて下さった方の「生の貴重な時間」を奪ってるっていう心苦しさぐらいなのですが…。

そんなこんなで。
お付き合い下さった皆様、ありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう。

真夏のピークが去った

真夏のピークが去った今日この頃。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
残暑見舞いツイキャスライブのお知らせです。

 お題:フジファブリック夏祭
 日時:8/16(日)23:00頃
 場所:ツイキャス

フジの弾き語りカバーを数曲やる予定です。
時間になったらこのへんとか
rhal (@rhal9p) 's Live - TwitCasting
このへんをチェックして頂ければ。twitter.com


ただのアマチュアおっさん弾き語りなのでクオリティはその、、、まぁ、、、お察しください。
あと熱心なフジファンの方もメロスのよろしく激怒しないように、ブラウザをそっ閉じするぐらいにして頂けると助かります。
路上でストリートミュージシャンを見かけた時みたいに
「あ、なんかやってるなー。暇だからちょっと冷やかしてみるかー」
ぐらいの軽いノリで楽しんで頂ければ幸いです。

それではまた。

対中村一義、という名の。

僕らがさぁ、雨にも負けて、風にも負ける、
けど、晴れた日には進める生き物ならば、
そう、ねぇ、新しい地へ、
そう、ねぇ、歩けるから。

(威風堂々(Part2) / 中村一義 より抜粋)


「対中村一義」というタイトルのエントリを書きたいな、とここ最近ずっと思っていて。

しかし、なかなか形に出来ないでいる。

中村一義のファンの方は熱量が凄くて。

ネットでちょいと検索するだけで、アルバムの一曲ごとに2000〜3000字の怒涛のレビューを書いているようなブログがゴロゴロ出てくる。

一曲で2000字だよ?アルバムじゃないよ?ロキノン20000字インタビューもビックリな世界だよね。

でもまぁいつかは自分も熱のある対中村一義エントリを書きたいな、と願う。

ねぇ、遠い君よ、この声聞こえるかい?

そう。

僕らはそんなに強くない。

むしろ弱い生き物だ。

でも。

晴れた日になら歩いていけるんだ。

そう思えば。

ちょっとだけ肩の荷が下りた気がして。

進んでゆける。

遠いとおい先のてっぺんなんか見ないで。

足元だけ見て。

一歩、一歩。

ゆっくり、ゆっくり。

歩いていこう。

成長し続けるために「悔しい」「恥ずかしい」と思う気持ちを大切にする

先日、仕事で失敗をした。

失敗というより敗北というほうがしっくりくるレベルだ。

こんなことを言うと少々大げさに聞こえるかもしれないが、そのせいで丸一日を棒に振ってしまったし、自力では解決出来ず同僚に助けてもらってなんとか切り抜けた体たらくだったので自分としては完全なる敗北だった。仕事から帰る電車の中でも
 
  「あぁ自分ってつくづく情けないなぁ」
 
とがっくり肩を落としていたのである。
 
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しかし少し時間が経ち冷静になってから何故自分はこんなに落ち込むのだろう?と心の中を探ってみると、その根っこには
 
  「自分はもっとやれるはずだ」
 
というちっぽけなプライドがあることに気づいた。がっかりするということは自分で自分に期待していることの裏返し。
 
  「自分で自分に期待する」
 
口をついた言葉がとある曲を思い出させた。
 
俺はまだここに居るぜ
ずっと死ぬまで泣いているぜ
俺はまだ俺を好きか
(明日はどっちだ!/真心ブラザーズ)
 
俺はまだ俺を好きか?と自問自答する炎のシンガー、YO-KING。
そんな彼に自分を重ね合わせる。
そう、オレもまだオレを好きでいたい。
老け込んで錆びつくにはまだ早い。
人生死ぬまで勉強。
往生際悪く、最後まであがきまくってやろうじゃないか。
 
 
負けねえぞ
明日はどっちだ
君はどこにいる
 
よし、明日も頑張ろう。
 
 
(終)

本当にあったやるせない話2「フジファブリックとか常識っすよwww」

とある男の話。

社員旅行の車中にて。隣に座った新入社員の小出水君(以下コイちゃん)に話しかけられた。

「先輩はどんな音楽が好きなんですか?」

なかなか回答に困る質問だ。

男は音楽好きだったので大抵の人と話を合わせる自信はあった。しかしコイちゃんとは10歳くらい年齢差がある。コイちゃんがどのジャンルが好きで、どの程度詳しいか把握していないと会話の進め方が難しい。

「なんでも聴くけど。コイちゃんはどんなのが好きなの?」

「僕はミスチル好きっす!洋楽とかあまり分からないですけど、ワンダイレクションとか聴きます!」

あー。はいはいはい。
そのパターンね。

「そうなんだ。オレは斉藤和義とか好きだよ」

「あぁーいいっすねー!」

とまぁそんな具合に合わせていたら、話の流れで

「お互いに自分が最高と思う一曲を選んで聴かせ合おう」

ということになってしまった。なんだこの美味しんぼ対決。

しかしこれはまた難しい。いくらなんでもいきなりロングシーズン40分とかかけたら長すぎだし引くよなぁ。などと考えていたらコイちゃんから披露。

選曲はピロウズだった。
ピロウズはそれなりにかじっているつもりだったが知らない曲だった。

「やー、先輩の知らない曲を紹介出来ると嬉しいっすね!」

と得意満面のコイちゃん。

今度は男の番だ。色々悩んだ末に、男はフジファブリック「若者のすべて」をチョイス。やはりどの世代にも通じる普遍的な名曲と言えばこれであろう。

ターンターンターンターンと、イントロがかかった瞬間、コイちゃんは食い気味に

「あっフジファブリックじゃないですかー!当然知ってますよー!常識じゃないですかー!ほら、僕のiPhoneライブラリにも入ってますよ、ほらほら」

と新型iPhoneの綺麗な大画面をシュッシュッと滑らかにスクロールしながら見せてくれた。

「あぁ…これは分かるんだね…。夏になると毎年聴きたくなるんだ…」

と返すのが精一杯の男。

寄せに行った結果、なんだか物凄くバカにされたような気がしてしまったのは男の自意識過剰な被害妄想なのだろうか。


もう音楽の話なんてしないなんて言わないよ絶対。


(おしまい)


2014/11/20 追記)
記事中に登場する曲名の記載に誤りがありましたので修正しました。
  若者の全て ×
  若者のすべて ○
大変失礼致しました。

あてもなく ゆくあてもなく 日々はただあるだけだろう (by Polaris)

あてもなく
ゆくあてもなく
日々はただあるだけだろう

(季節/Polaris)

Polarisの1stアルバム「Home」、ミニアルバム「Tide」より。

最近、色々なことがあって色々と考えざるを得ない状況なのだけれど。そんな時にこの歌詞がすうっと耳から入ってきてそのまま胸にすとんと刺さって。あぁその通りだな、と思った。

日々はただあるだけだ。

そこに何も意味などないし、またいくらだって意味はある。

自分という存在などお構いなく季節は巡り新しい物語を奏でていく。

 

と。ポエム的な自分語りはこのへんにしておいて、Polarisって誰よ?という方も居ると思うのでご紹介。 

 


Polaris - 季節 - YouTube

 

オオヤユウスケ(Vo&Gu)、柏原譲(Ba)、坂田学(Dr)の3人で結成されたトリオバンド(本当は2人で結成して坂田が数ヶ月後に加入だけど細かいことは気にするな)。ジャンルはダブポップなどと言われているけれどオンリーワンな感じなのでわざわざカテゴライズするのも無粋というか、ね。勿論、大きな流れで言えばフィッシュマンズの系譜なのだけれどまたちょっとテイストが違うんですよね。フィッシュマンズ?知らネって人は...ええとここでは到底書ききれないのでまたそのうち別でエントリ書きます。

話をPolarisに戻します。フィッシュマンズが色々あって一旦活動を停止した後、Polarisはそのバンド名が示す通り、夜空に輝く北極星のように静かにでも確かな存在感を持って現れました。冒頭に紹介した「季節」と双璧をなす初期の超名曲「光と影」。

 


Polaris / 光と影 - YouTube

 

この頃のPolarisはクラムボンの原田郁子をゲストに迎えてライブツアーを回ったり、オオヤ&坂田コンビでハナレグミのバックバンドとして参加したりと精力的に活動し、背筋ぞわぞわ&鳥肌ぶつぶつ&目頭ジーン、みたいな幸福感溢れるアクトを何度も繰り広げてくれました。その集大成とも言える日比谷野音のライブDVDはマジで泣けます。茂木キンちゃんが出てきたらあかんでしょ!そら泣くでしょ!トリプルドラムとかありえへんでしょ!(ネタバレ)

そんなPolarisも2005年に坂田学が脱退してから輝きを失い実質活動休止...になっていたのですが2012年に「光る音」をひっさげてまさかの活動再開!

 


光る音 almost full ver. / Polaris - YouTube

 

低音番長によるベースフレーズに浮遊感漂うボーカルが乗っかって相変わらずのPolaris節が炸裂。またライブで観て幸せな時間にひたりたいなぁと思えるバンドです。野外でしゃぼん玉がふわふわ揺れる中で、なんて最高&最強ですよね。朝霧で初めて観た時はイントロだけでぞわぞわビリビリーっときてしまって一発でもって行かれたなぁ。

 

CDなら1stの「Home」がずっとふわふわ聴いていられる感じでオススメです。2ndの「Family」も超絶かっこいい「瞬間」や郁子コーラスの「深呼吸」が入ってて好きなんですけど、個人的にはアルバムを通して聴いてると途中でちょっとダレてしまう感。 

で、最後にその1stと2ndの良いとこどりベスト的な日比谷野音DVDのアフィリンク貼っておきますけど、Special Edition?なんだこれは!おまけCDがついてるの?自分が買った時はそんなの無かったのに!(ぷんすか)や、マジでオススメなので動画を観て気になった方は是非是非。