私のちオレときどき僕

年収400万の家づくりノート、子育て、想うことなど。日々を綴ります。

コメって言葉が好きになれないの話

定食屋さんとかでライスを頼む時に「コメ(米)下さい」っていう人居るじゃないですか。
いやいやいやいや。
コメじゃなくてさ。
「ご飯」でしょう。
コメっつったらまだ炊飯前の状態のカチンコチンのやつですよ。
「米でも通じるから良いじゃん」ってそういう話じゃないんですよ。
大体ですよ。
「ご飯ですよ」が「米ですよ」だったら全然美味しそうじゃないでしょうよ。
孫悟飯がソンコメだったらコンソメみたいで語呂が悪いでしょうよ。

もうね。
そもそもコメって言葉自体がご飯を軽んじてる表現ですよね。
欧米の食文化に毒されてます。
完全にモノとして見てますから。
「お米」とか「ご飯」とか尊敬語をつけなさいよと。
リスペクトしなさいよと。
お米は研ぎ過ぎないように注意しなさいよと。
炊きたてで白くもわもわ〜っとあがった湯気の中から、パッパッとしゃもじですくいなさいよと。
はふはふ言いながらもっちりとした食感を存分に味わいなさいよと。
途中からはおかずと一緒に食べてそのハーモニーを楽しみなさいよと。
食後はあたたかいお茶で余韻を楽しみなさいよと。
あぁ書いてたらなんだかお腹空いて来たな。
とにかく。
この文書を読んでご飯のことを好きになってくれる人が少しでも増えたら良いなと思います。

あっでも僕はパンも大好きですけどね。
こちらからは以上です。


参考文献)


ココロのかさぶた

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半年程前に書いた記事だが、未だにこういったコメントをぽつぽつ頂く。
そうすると、Twitterやブコメを書く手がピタリと止まる。
ざわざわと胸が騒いで。
どくんどくんと心拍数があがる。

「胸糞悪い」

そりゃそうだろう。
書いてる本人が一番吐きそうだ。

10年前の僕。
半年前の僕。
今の僕。

それぞれの僕は、どうすれば良かったのだろう。

とある方が
「心の傷にもかさぶたがあって、無理にはがす必要はないんだよ」
というようなことを言われていて
(しばらく前に読んだので記憶が曖昧。元記事とはちょっとニュアンス違うかもしれない)。

数年の間、ずっとかさぶたがあることを無視していた僕。
半年前、ふと触れてみた。
一度触ったらかゆくてかゆくてたまらない。
かきむしった。
血がにじんだ。
痛かった。
それもまたしばらくしたらかさぶたになる。

いつかすっかり治るかもしれないし。
ずっとかさぶたのままかもしれない。
どちらにしてもしばらくは付き合っていくことになるだろう。

無理やり気づかないフリをしていた時よりは、今は少しだけマシなのだと思う。
そこにかさぶたがあることを認識して、かきむしる行為が痛いのだと知っていれば。
無理をせず。
ゆっくりゆっくり。
歩いていける。

単に「好きか嫌いか」の話を善悪にすり替えるのはいい加減やめましょう

「ある日の真実が永遠の真実ではない」

(エルネスト・チェ・ゲバラ)

単に「好きか嫌いか?」というだけの話を正しい/正しくない、と善悪にすり替えてる人が多すぎる。しかもたちの悪いことに無意識のうちに。

例えば「これは良い文章だ!」とか「これは良い音楽だ!」って言われてもあなたにとって心地良かったり都合が良かったりするだけで、良いも悪いもないでしょ、っていう。皆さん(それなりに日本語が操れる程度には)大人なんだから単に自分の嗜好の話であれば「これは好き」「これは嫌い」と言いましょうよ。

あと、21世紀現在では一般的に正しいと認識されていることも、20世紀以前や22世紀以降では正しくないとされる可能性も十分にありますからね。冒頭で引用したチェゲバラの言葉をもうひとつ借りれば後進国や途上国って表現自体が歪んでいるわけですし。

冬眠中の自分があれこれ言う筋合いではないのかもしれないけれど、ポリティカルコレクトネスだのジェンダだの最近の流れが気になったので少しだけ書いてみました。

(この程度うだうだ言うぐらいには回復してきているのだな、と思って頂ければ。)


それではまた。

【ゆるぼ】たこ焼きのたこ抜きは何て呼べば良いの?

先日のこと。
ショッピングモールで子供達とたこ焼きを食べていた。
うちの子供達はたこ焼きが好きなのだが、たこは嫌いである。よって、たこをよけて外側の部分のみ食べている。
つまり「たこ焼きのたこ抜き」バージョンだ。はてさて。これは何と呼べば良いのだろう。

たこ焼きからたこを抜くから…
「焼き」?
以前気になって友人に聞いたら
「それは玉焼きと言うのだよ」
と教わったことがあるのだがこれが本当に正式名称なのか分からず、ネットで調べてもイマイチ核心をつく回答が得られない。最終的には
「たい焼きにはたいが入ってなくてもたい焼きだから、たこが入ってなくてもたこ焼きで良いのである」
などと言うトンチのような回答に行き当たる始末。いよいよもって迷宮入りである。

そんな至極どうでも良いことを考えていたら近くの席に座っていた乳児がむずかりだして、20代くらいのママさんが抱っこしてあやしはじめた。見ればほっぺたがこぼれ落ちそうな子供である。

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乳児から幼児くらいにかけての子供のほっぺたの柔らかさは素晴らしい。赤の他人の子供でもぷにぷにしたくなるほどである。いや、お縄を頂戴したくないので勿論やらないがそれくらい良いものだ。クレヨンしんちゃんでも後ろからのアングルだとほっぺたがぷっくり強調されているのは皆さんご存知の通り。あの描写はとても良いものである。

そんなことを考え始めるとたこ抜きたこ焼きのことはとても些細なことでどうでも良くなってくるのだが、またそのうちふと気になることがありそうなので答えがあるなら知りたいところである。


(終)

モテ男の悩み?モテる=結婚出来るではないという話

かの福沢諭吉は
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」
と言った。
I have a dream の演説で有名なキング牧師も人間は皆平等だと訴えた。

しかし、実際には人は生まれながらにして不平等である。
この世の中には2種類の人間がいる。
それはすなわち、モテる人間とモテない人間だ。

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こんなことを言うと嫁さんには申し訳ないのだが、私はお世辞にもモテる側の人間ではない。
その証拠に、高校の同窓会で恩師に結婚しましたと報告したところ

  「xxx君は結婚とは一番縁遠い人だと思ってた」

と真顔で驚かれたことがあるほどだ。恩師も笑顔でなかなかキツイことを言うなぁと苦笑いした同窓会の思い出。

その高校の同級生でルックス良しスポーツ万能かつ家柄も良いというパーフェクト超人的なモテ男が居るのだが、まだ結婚していないらしい。彼がどれくらいモテるかというと、そのモテ男と一緒に帰っていたら面識の無い他校の女子生徒(清純そうでかわいい)に突然

「あ、あのっ…実は前から…」

みたいに声をかけられたりしていた。勿論、その場において私の存在は完全なる空気であることは言うまでもない。

そんな彼が同窓会で再会した時に「誰か居ないかなぁ」とこぼしていたというのは何とも不思議なものだ。

モテ過ぎて一人の相手に絞り切れずダメということはあるのだろうか。もしくは性格に相当問題があるのか。

非モテの苦悩がモテ男に分からないのと同様に、モテ男の苦悩もまた非モテ男には分からない。

ただひとつ分かっていることは、世の中分からないことだらけだ、ということである。


(終)

きょうはブログ休みます

「きょうは会社休みます」って漫画がドラマ化されたのでタイトルかぶせてくるブログ絶対居るだろーなーと思って見てたんですけど、観測範囲内には現れなかったっぽいのでやりました。

そうそう、最近気づいたんですけれども。日本の警察っておカタいばかりじゃなくて、非常にこう庶民的というかですね。親しみやすさがあるな、と。
何かって言うとですね。こないだ休みの日にドライブしてたらですね、道路上にある電光掲示板が目に入りまして。そこに

  「飲酒運転 ダメよ〜ダメダメ」

って書いてありまして。

 ( ゚Д゚)…!?

この文言って警察の管理…で良いんですかね?何にしても一般企業ではないわけで。OK出すほうも凄いな、と。

でも、この文言出しちゃうと

「いいじゃないのぉ〜」

って返されてダメダメ側がバグって終わりそうな気がするんですけど。そこまで折り込み済みだったら太っ腹過ぎて脱帽だな、と思いました。

以上。
今日はブログ休みます、の巻でした。


ひろぽんくえすと3 そして伝説へ 〜元カノとの思い出に別れを告げるべく熊本へ傷心旅行に行ってきた〜

もはや覚えている方はほとんど居ないかもしれないが、3ヶ月程前に私の友人のひろぽんの話を書いた。
 


彼女のことが本当に好きならば…身を引くべき? - 私のちオレときどき僕

 


元カノとの関係にケリをつけるためにお別れメールしたら斜め上からの返信が来たので夜の国道をぶっ飛ばして来た週末の25時 - 私のちオレときどき僕

 
 
当時は不安定だったひろぽんだが、この後しばらく時間をおいたことで心身ともにすっかり落ち着いた。そこで今回我々は元カノの幻影を綺麗さっぱり振り切るべく思い出の地・熊本へ向かうことにした。
 
で。要するにカッコ悪い振られ方をした30過ぎた野郎の傷心旅行なわけで、それをありのままに書いてもなんかアレだなってことで有名RPG風にしてお届けする。あ、推奨BGM貼っておきますね。
 
 
王様「おお、勇者ひろぽんよ。よくぞ戻った。世界はずいぶん平和になったとはいえ、まだまだ大魔王モトカーノの幻影は消えさっておらん。そなたの活躍に期待しておるぞ」
 
ひろぽん「御意」
 
 
ひろぽん「モトカーノの幻影を倒すには一人では心細いなぁ。とりあえずルイーダの酒場で仲間でも探すかぁ」
 
ひろぽん「ルイーダさーん、レベルMAXで、やりがいだけを糧に24時間笑顔で対応してくれるナイスガイ居ない?」
 
ルイーダ「うちはどこぞのブラック居酒屋チェーン店ちゃうわ言わすぞコラボケェ」
 
ひろぽん「チッ。じゃあ適当に頼んます」
 
  〜5分後〜
 
はる「どもー。あそびにんのはるでぇーす。あ、経験値とか要らないんでゴールド下さい」
 
つよし「ちょりーっす。チャラ男のつよしでーす。らーめんつけめん僕…ふつうのラーメンが好きです。でもゾウさんがもぉーっと好きです」
 
ひろぽん「お前らかよっ!つかネタ古いよっ!最近の子には通じないよっ!!」
 
はる「お前のグダグダ傷心旅行…じゃなかった。お前の冒険に付き合えるのはオレらしか居らんだろうが」
 
つよし「せやで?てゆーか、冒険ってどこ行くの?」
 
ひろぽん「ベアブックシティ」
 
はる「えぇーベアブック!?なんでまた?」
 
ひろぽん「そこが大魔王モトカーノとの因縁の地なのだ…」
 
つよし「メッチャ遠いよ〜」
 
ひろぽん「案ずるな。我々にはラーミアがある!(ばん!」
 
はる「マジか!?いきなりラーミアとかチートっぽいけどすげェ!」
 
つよし「わーい。ラーミア乗りたーい」
 
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(ラーミア内部)
 
はる「なんつーかアレだな」
 
ひろぽん「なんだよ」
 
つよし「狭いね」
 
ひろぽん「文句言うな。ジェットスターラーミアが一番安いんだ。片道たった8000ゴールドだぞ?」
 
はる「マジか?まぁでも狭くても移動時間50分なら許容範囲だわな」 
 
つよし「ミニスカアテンダントさんは居ないのかなぁ」
 
ひろぽん「居らんわっ!チャキチャキ歩けっ!置いてくぞっ!」 
 
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(ジェットスターラーミア、飛ぶ)

  〜50分後〜
 
ひろぽん「着いたー!」
 
はる「ホントにあっちゅーまだったな」
 
つよし「飛行機…じゃなかったラーミアって格好いいねぇ...ってうわぁっ!?」
 
くまモンが現れた!
くまモンは不気味にほほえんでいる!
くまモンは仲間を呼んだ!
くまモンBが現れた!
くまモンBは分裂した!
くまモンCが現れた!
くまモンDが現れた!
くまモンCは不思議な踊りを踊った!

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(くまモンのゴリ押し)
 
はる「なんだぁ?ベアブックに着いた途端あっちもこっちも...くまモンだらけだ!うじゃうじゃ居るぞ!」
 
ひろぽん「大丈夫だ。でかくて腹黒い性格だが特に害はない」
 
つよし「ゆるキャラ商法のなれのはてだねぇ〜」
 
ひろぽん「ほっておけ。さて、早速だが」
 
はる「おう、オレらはどこへ行くんだ?」
 
ひろぽん「悪の大魔王と言えばででーんと城に構えているのが相場であろう」
 
つよし「竜王の城的なやつだね」
 
ひろぽん「というわけで、ベアブック城へ行く」
 
はる「な、なにー!?あ、あの、、、難攻不落と言われたベアブック城か」
 
つよし「知っているのか雷電、じゃなかった、はる」
 
はる「うむ。キヨマーサカトー公が1600年代初頭に建設して以来いくつもの死闘を潜り抜けてきた国内最強難攻不落とうたわれる伝説の城よ...一体どうやって攻略するんだ??」

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(ベアブック城)
 
ひろぽん「はーい、どもでーす。あ、ひとり500ゴールドね」
 
つよし「なんこーふらくって結構簡単に入れるんだねぇ。あ、10000ゴールド払うと一口城主にもなれるって」
 
はる「伝説の城も今や国内屈指の観光地であったか...」
 
つよし「よーし、天守閣まで競争だぁ〜」
 
ひろぽん「こら、展示されている重要文化財もちゃんて観ていけ!」

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(10分の1スケール ミニチュア)
 
はる「10分の1スケールの城ミニチュア...すげえ!」 

つよし「フハハハハ!人がゴミのようだ!」


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(天守閣から一望)
 
つよし「はぁ〜運動したらお腹が減ったねぇ」
 
はる「そうだな。ひろぽん、どっか良いとこ知らんのか?」
 
ひろぽん「ううむ。ここいらだと豚骨ラーメンが有名だな」
 
つよし「わ〜い。ラーメンだ〜」
 
はる「おぉー、マー油とニンニクでパンチが効いてるな」

つよし「博多ラーメンとはまた違った味わいだねぇ〜」
 
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(熊本ラーメン)
 
はる「普通に観光を満喫してしまったが...せっかくだから何かこう、区切りが欲しいな」
 
ひろぽん「なんだよ。別に普通で良いだろ」
 
つよし「ダメだよ〜。男はケジメが肝心なんだよ」
 
ひろぽん「そう言われてもなぁ」
 
はる「思い出の品をタイムカプセルにして埋めるとか、海に投げ入れるとか」
 
ひろぽん「そんなもん、都合良く持って来てないわ!」
 
つよし「じゃあ夕日に向かってバカヤローって叫ぶとか?」
 
ひろぽん「昭和のドラマかよっ!」
 
はる「あー。でもベタで良いんじゃね?」
 
ひろぽん「賛成すなっ!」
 
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(夕焼けの海岸にて)
 
ひろぽん「結局海岸まで来てしまった...しかもちょうど夕暮れ時だし...」
 
はる「絶好のロケーションだな。ここまで来たからにはやるしかあるまい」
 
つよし「男は度胸が肝心なんだよ〜」
 
はる「やらないならお前のスマホを海に投げ入れるからな」
 
ひろぽん「くそっ、ええい、ままよっ!」
 
  「バカヤロー!!!」
 
ひろぽん「ハァハァ...どうだ?」
 
つよし「やったね〜」
 
はる「よくやった!」
 
ガシッと堅く抱き合う3人。
 
はる「(よし、これでホッテントリもらって...その次は書籍化でマネタイズだな!ぐへへ)」
 
ひろぽん「おい...人の事さんざんネタにしやがって...」
 
はる「あっ!ついつい思ったことが口に出ちゃった!てへっ」
 
ひろぽん「ブッコ■ス!」 
 
はる「わ、やめっ暴力はんたーい!」
 
ひろぽん「テメェのほうがひどい言葉の暴力だろうがっ!今日という今日は許さねえゴルァ!」
 
つよし「わーい、もっとやれー」
 
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(アマクサシロウ 教会)
  
その日の夜。
 
大魔王モトカーノの幻影を振り払うことに成功したひろぽんご一行は宿屋で飲めや歌えやの楽しい一夜を過ごし、翌日ミソミソシティへと帰っていったそうな。
 
めでたしめでたし。
 
 
ひろぽんくえすと3 〜そして伝説へ〜
 
(完)