私のちオレときどき僕

年収400万の家づくりノート、子育て、想うことなど。日々を綴ります。

xxxさん、いらっしゃい!テレホタイムだよ♪

先日のこと。
当ブログにコメントを頂いた
(ありがとうございます)。
そのコメントの最後は


  「また遊びに来ます!」

と結ばれていて、なんだか懐かしいような新鮮なような…不思議な気分になった。
書き殴っては捨て、読み漁っては捨て。それが当たり前になりつつある時代に、ふわっと爽やかな風が吹き抜けた感じがした。

最近、「インターネット老人会」なるハッシュタグがTwitterで流行っていたが、20世紀末〜21世紀初頭はこんなノリだった気がする。

23時のテレホタイム。
ネットサーフィン。
個人のホームページ。
入り口には時間帯で変わるいらっしゃいませコメント。
来訪者カウンタ。
突然鳴り出してビックリさせるMIDI。
CGIの掲示板が設置されていたり。
管理人のグダグダした日記が書いてあったり。
サイトによってはチャットルームなんかもあったりして。
あぁ、人工無能なんてのもありましたね。

昨今では

「役に立つ記事を書け!お前の日記になんか誰も興味無い!」

なぁんて口酸っぱく言われることが多いのですが、たまにはゆるゆるでなーんの役に立たない記事があっても良いのではないだろうか。


 *


そんなわけで誰の役にも立たない自分の近況報告をいたします。
友人のライブを観にいったことがきっかけでひさしぶりにギターを練習しています。
ゆ、指が痛ひ(涙
なぁーんも難しいことしてなくて、ただのコード弾きなんですけどね。
あと、出せる声の帯域がメチャ狭いのでキーを下げまくる外道っぷり。
チキってます。
そのうちどこかでリハビリの模様が観測出来るかもしれません。
ふごふご。


「それじゃ、今日はそろそろ落ちまーす。おやすみなさーい♪」

気をつけたいSNSとの付き合い方。Facebookアカウント削除に追い込まれた友人の話

僕の友人、原田(仮名・男性)の話。
原田と僕は高校時代からの付き合いで、半年か一年に一度ふと思い出したように連絡を取り合って飲みにいく...そんな割と緩い関係だった。
 
だった、というのは最近になってFacebook上でも友達になったため、お互いの更新情報でお互いの近況がなんとなく伝わる...そんなに関係に変化したからである。とはいえ僕も原田もそんなに熱心なFacebookユーザーではなかったので、近況報告が一年に一度から月に一度の頻度に変わったくらいではあったけれど。
 
そんなある日のこと。
僕がいつものようにFacebookのメッセージをチェックしていると「Facebookユーザー」と表記された見慣れないアカウントが目についた。「誰だろう?」と不思議に思って選択すると、過去に原田とやりとりしたメッセージ履歴が表示された。
 
これが原田のアカウントが消去されたのだと飲み込むのにそんなに時間はかからなかった。彼の更新を見るのが楽しみだったので残念だなという気持ちと、元々そんなに熱心でも無かったから飽きたのだろう、と納得する気持ち、半々くらいだった。
 
飽きただけだったらそのうち再開しないかな、と淡い期待を抱いていたのだが一ヶ月二ヶ月、半年と経っても復活する気配は無い。まぁ人それぞれだ。致し方ない。
 

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そんなことがあってから一年ほど。いい加減ほとぼりが冷めた頃に偶然原田に会う機会があって久々に飲みにいくことになった。話の流れでFacebookの話題になったので
 
「はらだー、お前なんでいきなりアカウント削除してんだよー」
 
と冗談っぽく振ると、急に真面目な顔になった原田は、「実は」と語り出した。
 
「あやうく失職するところだったんだ」
「え?」
 
聞けばこうだ。
ある日、原田は仕事で知り合いになったお客さん(男性)と飲みに行くことになった。趣味の話など色々と話しているうちにすっかり意気投合。楽しい一夜を過ごしてFacebookでも友達になった。
翌日。良い気分が冷めやらぬまま会社へ出社すると、すぐさま上司に別室に呼ばれた。
 
「原田君、大変なことになっている。これを見たまえ」
 
上司のパソコン見るとFacebook。そこには昨日のお客さんと自分が楽しそうに飲んでいる写真。そしてご丁寧に
 
「凸凹商事の原田さんと居酒屋○○で飲んでます♪」
 
とメッセージまでそえてある。
 
原田はあっと息を飲んだ。
上司はため息をつきながら続けた。
 
「マズイんだよ、こういうのは。癒着とか便宜をはかるための接待とか、世間にはそう見られるんだよ。事実がどうであれ、な」
 
「はい…」
 
事実、原田はやましいことをしていたわけではない。飲み代金も律儀に割り勘だった。しかし、上司の言葉の通り世間の目が許さない。原田の勤め先は誰でも知っている大企業というわけではないが、その業界内ではよく知られた存在。ライバル企業に知れたら格好のネタにされることは間違いない。
 
「実はついさっき、先方から謝罪の電話があった。もうすぐこの画像は削除される予定だ」
「そうですか...」
「お前の軽卒な行動がもたらしたことでもある。しばらくはSNS活動は禁止だ」
「わかりました...」
 
結局、原田はその日のうちにFacebookアカウントを削除した。
会社からはアカウントを削除しろとまでは言われなかったらしいが、もう色々と面倒臭くなって削除してしまったらしい。
楽しい一夜から一転、がっくりとうなだれたの一日となったのだった。
 
 
ネットとリアルをリンクさせて実名(もしくはそれに準ずる情報)で活動することには常にメリット・デメリット双方がつきまとう。SNSは使いこなせば楽しく便利なツールだが、振り回されないように注意したい。   
 
 
(終) 
 
 
 ***
 
 
あとがき。
以下の記事を読んで思うところがあって書きました。 
 


Twitterで身バレしないように気をつけていること - ネットの海の渚にて

 

正確には気になったのは記事よりブコメ。読んでいると予想以上に「参考になります」「気をつけないと」という系統の声が多かったのでおっさんとしては少々驚いた。もう少し「常識でしょ、今さら何言ってんの」という声が多いかと思っていたので。

あと別の場所で「古参どもの意見は今のネットの時代にそぐわない。これからは実名がスタンダードになるしそれで良いじゃん」という趣旨の発言をされていた方が複数人いまして。それはまぁ確かにそうだし、元記事はTwitterの話なので若干違うんですけれども、根っこにある問題は同じだと思っていて。便利な道具も一歩使い方を間違えると今回のように最悪失職するとかそういうリスクもあるので、それを踏まえた上でネットもリアルも行動したいよね、と。ネットがあることが空気のように当たり前なデジタルネイティブ・ソーシャルネイティブな皆様にも伝えたかった次第です。

 

こちらからは以上です。

ブログを読んでいたら不覚にも声を出して笑ってしまった話

あまり他人の記事に言及しない小心者の私ですが、久しぶりに笑劇衝撃を受けた記事があったので紹介します。

 


kukuruzaのポップコーンを食べたよ♡ - 今日の良かったこと

 

子育てブロガー改め相撲ブロガーとしてどすこいどすこいと日々精進されているりょうさんのブログです。 

ブロガー同士のブコメによる交流は度が過ぎると「井戸端ブクマうざい」と怖い人達ににらまれたりする昨今。そこへ敢えて井戸端会議テンプレートを持ち込むという、見方によってはある意味とんでもないカウンターをぶちかましてます。

おそらくりょうさん自身は意図的にカウンターをあてようと思って書いたわけではないと思うのですけれど、私にはそう思えてしまって声を出して笑ってしまいました。

 

私のようなうがった楽しみ方をしなくても「ちょっと聞いてよ〜」とグイグイ進む井戸端口調にクスリとさせられること請け合い。未読の方は是非ぜひ。

 

それではまた。

とある男の話 外伝 〜真実はいつも名もなき群衆の中に〜

先日、以下の記事を書きました。
 


本当にあったやるせない話「BUMP OF CHICKENって知ってる?」 - 私のちオレときどき僕

 
投稿からおよそ半日ほどたった頃、増田さんという方がひょっこりコメント欄に現れました。
 
 「やぁ、オレ増田。記事書いたから見てくれよな!」
 
こっここここれは…。
 
ついに自分も増田でフルボッコにされる日が来たのか。
 
ゴクリ。
 
おそるおそるURLをクリック。
 
該当記事がこちら。
 


別・本当にあったやるせない話「BUMP OF CHICKENって知ってる?」

 
凄い。
 
ただただ、その一言に尽きる。
 
ひたすら生々しく描かれたファンのリアルな姿。
 
熱狂と悲哀。
 
自分の記事より断然面白いじゃないか!
 
わざわざ増田に書いたのは途中ゴニョゴニョっとした内容があるからだろうか?
 
私のお気に入りはそのゴニョゴニョっとした部分なんですけれどね。
 
ダイヤルアップ接続の遅いスピードで、ICQを使って ... 2時間近くかかった。勿論、歌詞も一緒にテキストにまとめて送った。
 
勝手なプロモーション活動。
 
でも自分なりに仁義は通す。
 
音楽ファンってそういうとこあるよね。
 
憎めないなぁ。
 
というより他人事に思えない。
 
この増田さんとは、いつかどこかで出会えたら嬉しいですね。
 
...もう出会っていたりして?
 
 
 
 
匿名だからこそ細部まで描き切ることが出来たファンのリアルな姿。
 
真実はいつも名もなき群衆の中にあるのかもしれない。

当ブログはニュースサイトを目指します!

凡夫じゆうちょうのようにユーモアあふれたまとめを配信していきます!


凡夫さんのようなかりすまにゅーすサイト管理人になります!

たった今そう決めました!

やっちゃうけど良いよね?

答えは聞いてない!

…これでいいか?

まっとうに日の当たる道を歩んで来たら夜な夜なブログなんて書かないよね。

タイトルで言い切った感。

少し補足。

昨今はなんでもない日常の風景を伝えるブログが多い。

「そんなのよりもっとダークサイドな記事が読みたい」

って声もあるみたいだけど。

いやぁ。

そこに、闇、あるぜ?

目をこらしてよぉく見てみなよ。

幸せそうな写真の後ろには鬱屈したコンプレックスで塗りつぶされた漆黒の世界が広がってるぜ?

そうじゃなきゃ毎日毎日取り憑かれたようにブログ書いてないって。

本当にリアルが充実してる人はリアルで全て消化出来てるんだって。

リアルで消化し切れないドロドロしたものをデトックスしてるんだって。

まぁ。

これ、全部自分のことなわけだけど。

以上、誰得でもない切腹エントリでした。

ネット時代に必要とされるスルースキルとは?クソの投げ合いはやめよう。

以下の記事を読みました。


そもそも、ネットでよく聞く「スルースキル」ってなんでしょうね?Google先生に聞いてみると以下がヒット。


ふむー。分かったようなもやっとしているような。
個人的にはスルースキルって「忍耐力」かなぁと思います。クソリプをはじめ自分を否定するような意見があった時に脊髄反射的に反論したくなる衝動をぐっとこらえる力。

これ、リアルな生活だと割とみんなできてる気がするんですけどね。自分にとって面倒な会話の流れになってもいちいちブチ切れて反論するより、愛想笑いで切り抜けたりしますよね?あ、書いてて思いついた。スルースキルは「愛想笑いスキル」と言っても良いのかも。

なんて書くと、

「ええー!?リアルならともかくネットでまで愛想笑いしてたくないよー!ポイズン!」

って思われる方も多いかと思います。
私もそうです。
ネットでは自分に正直に居たい。

それは分かるんですが、ちょっと考えて欲しいことがあって。
それは

「クソの投げ合いはやめよう」

ってことです。

いくら相手がクソ(もしくはクソ以下)な罵声を浴びせて来たからといって、こちらもクソを投げ返していたら相手と同じ土俵に立っている=相手と同じレベルにまで下がってしまうということです。

これ、メチャクチャもったいなくないですか?

クソな相手に合わせて、あなたの価値・あなたの魅力まで下げる必要はないでしょう?

そもそも、相手は最初から議論をするつもりなんてなくて故意にあなたを挑発しているだけかもしれないんですよ?


クソのような意見が来た時は。
キーボードをカチャカチャと叩きまくって

「よろしくお願いしまぁぁぁぁぁす(ッタアァーン!」

とサマーウォーズばりにエンターキーをぶっ叩く前に、もう一度考えてみて下さい。



本日の一言。

「クソの投げ合いはやめよう」